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<<   作成日時 : 2007/11/29 01:56   >>

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予知る


ゲスト・・・・深田恭子、塚地武雅、桜井千寿、佐藤重幸


助手の栗林から友人・菅原に起こった不可思議な事件の
解明を相談された湯川と薫は、菅原の自業自得だと
相手にしなかった。
栗林はなおも言い募り、なぜ不可解かを語り始める。


栗林の友人菅原は、大手食品加工会社を経営する資産家で
美人と結婚してすぐ、飲食店で知り合った冬実と浮気をした。
ある日、妻静子を紹介してくれた友人峰村が、菅原のマンションに
遊びに来た。その時菅原の携帯に冬実から電話が入った。
「窓の外を見て、結婚してくれないなら死ぬ」と向かいのマンションの
1室で首にロープをかけた姿の冬実が・・・・


この一件で菅原は妻静子から離婚を言い出され、多額の慰謝料を
要求された。住んでいたマンションの権利も奪われてしまう。
しかし菅原は1週間前に、同じマンションの1室で自殺しようとしている
女性の姿を目撃したと栗林に言うのだ。
首にロープをかけての自殺直後、その部屋の電気が消えた。
菅原はその日静子に出張すると嘘をつき、同じマンションの上階の
友人宅でアダルトビデオのDVDを見ていたのだった。
深夜2時頃、カーテンを締めようとしてその様子を目撃した。
友人にもその目撃談をしていた。


栗林はこの事から菅原には予知能力があるのではないかと言う。
その謎を是非とも解明したいと言う。


菅原に会って話を聞いた湯川と薫は、冬美の住んでいたマンションを
訪れた。管理人から、自殺を目撃した峰村が駆け付けた時の様子や、
事件の1週間前に停電がなかった事などを教えられた。
菅原の元妻静子が今も同じマンションに住んでいる事も知る。
薫の反対にも負けず、静子のマンションを訪ねた湯川は
菅原が自殺の予知をしていたことを話す。
事件の1週間前に
何か見なかったかと尋ねた湯川に
「その時間はもう寝ていた」と答える。
「その時間とはどの時間ですか?」
「真夜中の事だと思った」と冷静に答える静子。



静子の部屋を後にした湯川は突然全力で向いのマンションまで
走った。
訳がわからない薫に「全力疾走したら1分足らずだった」
            「峰村に会いに行こう」と言う。
峰村に会った湯川は何かスポーツをしているか?と尋ねる。
峰村はジムで鍛えていると答えた。
冬冬美のマンションの管理人は、峰村が息も絶え絶えで
汗をかいていたと話していた。
なぜ汗だくだったのか理由があるはずだと考える湯川は、
薫に菅原と冬美の電話が終わった時間を調べるようにという。



その夜峰村は静子に会い、湯川達のことを話し不安な様子を
見せた。静子はそんな峰村を冷ややかな眼で見つめる。



明くる日薫から菅原と冬美の通話記録の報告を受けた湯川は、
そこに約4分間の空白がある事を知る。再び峰村の会社を
訪れると峰村は欠勤をしていた。
そこに峰村の会社=ロボット関連の会社に来た納入業者の
荷物を見た湯川は、突然閃く。
薫を研究室に呼んだ湯川は自殺のトリックを再現する。
電圧を加える事で粘性が変化するER流体を利用し、
自殺に使われたパイプハンガーが上下するように
なっているものだった。
ER流体とは、ロボットにとっての筋肉の役割を果たすために
使用されるものだった。湯川が峰村の会社で見たものは
ER流体の業者のトラックだった。



冬美は峰村に唆され、狂言自殺を起こしたのだ。
自殺に使われたパイプハンガーはスイッチを使って、
パイプのあげ下げを自分でできる仕組みだった。
菅原が事件前に目撃した女性は冬美で、狂言自殺の
予行演習だった。


予行演習をしたことでなんの疑いも持たなかった冬美は、
当日スイッチを押すが、遠隔操作でスイッチを押しても
電流が流れ続け、パイプが下がらなかった。
4分間の空白は管理人を尋ねる前に、峰村が装置を
回収する為だった。
薫がトリックの説明を受けている時、弓削から電話が入り
峰村が溺死体で見つかったという。



その夜研究室では栗林が1人、装置の準備をしていた。
そこへやってきた湯川に告白する栗林。
「菅原に嫉妬していた。金持ちであんな美人の妻まで・・・」
黙って栗林を手伝う湯川・・・



静子に電話し
「もう1度やりなおせないなら死ぬしかない。
僕は末期ガンで幸せな1ヵ月をくれるなら、全財産を
あげるつもりだった」と話し、冬美と同じようにパイプハンガーで
首にロープをかけてじさつしようとする菅原。
慌てて駆け付け、ハンガーに接続されたケーブルを
コンセントから引きぬく静子。



次の瞬間菅原が顔を上げた。
彼はロープではなく、ワイヤーで吊るされていたのだ。
「金が目的なんだろう」と言う栗林を制止し
「なぜプラグを抜いたのか?」と尋ねる湯川だ。
「電気を止めればパイプが下がると思ったのは
同じものを見たからだ。計画も構造もどんな方法を
使うかも全て確認する・・・あなたはそういう人でしょう?」


峰村はギャンブルで多額の債務を抱え、静子から慰謝料の
一部をもらう事で計画に加担した。
冬美は静子から金を貰って、菅原に近づいた。
パトカーに乗せられる静子の後を追いかける菅原に
「寂しい男同士で酒でも飲みにいきましょう}と誘う湯川に
驚いた表情の栗林だった。



全て静子が自供したと報告に来た薫に目もくれず、
鉄道マニアの菅原から借りた電車の本に夢中の
湯川=ガリレオだった。



だんだん変人ではあるけれど、人間らしい所を垣間見せる
ようになってきた湯川ガリレオ。
静子が「小さな事が気になる性格だ」というと
「科学者に向いている」と最初言ったガリレオ。
でも金銭にに執着するのは、決して科学者には向かないと
最後に言い放つ。
科学者としてのガリレオのプライドみたいなものを感じた。
そもそも、鉄っちゃんで自分に自信のない菅原が
静子と結婚できたことが1番不可解だと誰も思わなかったのか、
それが私には不思議だ。
栗林も結構いい奴なんだとわかった回だったかも。

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