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司会・・・・斉藤政直、金田美香 ゲスト・・・名越康文(精神科医)、井上伸一郎(出版社社長) 筧利夫 ●人造人間キカイダー(1972〜1973) 第37話「ジローの弟、強敵ハカイダ−」 第42話「変身不能!ハカイダー大反逆」 ●ロボット刑事K 第1話〜12話までのダイジェスト ●イナズマン(1973〜 ) 第11話「バラバンバーはイナズマンの母」 ●アニメ「イナズマン」の特典DVD 「ギターを持った少年」 アニメ版”キカイダー対イナズマン” 映画プロデューサー、マイケル・ウスラン×名越康文 マイケル・ウスラン・・・・米国映画プロデューサー・コミック研究家。 1989年:「バットマン」の映画化を手がける。 その後、次々と映画をプロデュース。 コミック研究家として大学で研究室も持っている。 35000冊の蔵書を寄付している。 40歳で漫画と出会う。 今回来日してすぐ、漫画専門店に直行し、 石ノ森作品(サイボーグ009)を購入した。 アメリカでは買えないからだ。 ウスラン「これは石ノ森さんのアート作品です」 彼の子供の頃、大好きなコミックが「バットマン」だった。 バットマンになれると信じていた。リアルで暗いバットマンを 映画化したかった。 そして今は石ノ森作品「サイボーグ009」を映画するのが夢だ。 ”サイボーグ009”のキャラクターで誰が好き? マイケル「難しい、ジョーはスターだ。 個人的に好きなのは004=アルベルト・ハインリッヒだ。 彼の力は問題を引き起こす・・興味深いキャラクター。 自分と向き合っていき苦しむ。 しかしそれはサイボーグにとって、共通の問題だ」 40歳で漫画に出会って? マイケル「アメリカのコミックとはかなり違う。 アメリカのスタンディーに匹敵する作家=石ノ森。 (スタンディー・・・スパイダーマン、デアデビル、 ファンタスティック・フォー等) 石ノ森作品ではテーマに興味を抱いた。 世界平和、正義、名誉、責任、環境保護、悪を自分の中に あるものとして描く・・・内面の葛藤」 ”人造人間キカイダー”の魅力は? マイケル「ベースに”ピノキオ”がある、人間性を模索して行く所が好き。 フランケンシュタインの要素とハイテクの要素をプラスしている。 制御できないフランケンシュタインに、父が亡くした息子を 悲しむ。ピノキオとフランケンシュタイン、ハイテクの要素、 亡くした息子に対する思いを盛りこむ。 人間性と非人間性の対立。 ハカイダーのビジュアルが素晴らしい。勿論キカイダーも。 善と悪が層のようにまじりあったグレー・・・ アメリカのコミック・ヒーローに深いキャラクターが描かれる事は なかった。キカイダーには心と脳だけではなく、魂がある。 石ノ森の作品は、疑問にあいまいさを残したことは素晴らしい。 現代は1960年と比べると複雑になっている。 今は子供達でも環境保護のことを考えなければならない。 過去の味方が敵になり、敵が見方になる。 正義とは何か? 誰が決めるのか? 石ノ森作品では読者が選択する。 何があなたを作っているのか? 他人の為に何かする気持ちがあるか? 自己犠牲の気持ちがあるか? 世界の平和を達成するために、命をかけなければならないのか 平和を維持できるか・・・・沢山の疑問を投げかける。 疑問だけ投げかける・・・・・・・人生に重ね合わせて考えて いかなければならない。 テーマは大切なことに踏みこんでいる」 マイケル「今回、石ノ森作品について語り合える事ができた事は、 光栄で楽しかった」 対談を終えて名越康文の感想: 素晴らしい作品というのは、本当に理解する人が、認識する人が いなくては・・・(ウスランが)愛情もあり、深く読んでいた事に感動した。 なにしろ4時間近くの番組なので、あれこれてんこ盛りだ。 なのでつづく・・・ |
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