日々雑感

アクセスカウンタ

help リーダーに追加 RSS 「住人十色」

<<   作成日時 : 2008/06/11 23:35   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

「廃材は宝物! 石積の家」


兵庫県和田山町・・・日本でも有数の花崗岩の産地。
             竹田城跡があり、400年経った今も石垣が残っている。


藤木イサム(61歳)・・・・・・独学で石の彫刻家、木や紙を扱う工芸作家
妻:満里子(60歳)・・・・・・柿渋染め作家



生活の拠点:母屋は築60年で、イサム氏の母と娘夫婦、孫2人が暮らす。
婿:聡博、娘:桃、孫:夏林、孫:倫太朗
その隣に建てられた家が、石積みの家だ。




石の特性・・・冬は保温性に優れ、夏涼しい。湿気も吸収、防音性もある。
石積みの家は、「素材の中に入ってみたい、究極の作品=家
          自然に抱かれた家に住んでみたい」
というイサム氏の思いから。
廃材を家族で集めちょうどその頃、下水道工事が
始まったことから、地面を掘って出たきた石を工事関係者に譲ってもらった。
イサム氏と7〜8人の職人が、50トンの石を2か月かかって、積み上げた。
積み上げる前の石をイサム氏1人で3ヵ月かかって割った。
冬場に作業したため、イサム氏は半年間坐骨神経痛になって苦しんだ。
50トンの石は人間に換算すると、833人分だとか。
「竹田城址の石垣が頭に残っていた」・・・高く積んだ石はそのイメージ。




石と廃材・古材を使って家を建てる・・・そのために家族で2年かけて
材料を集めた。大黒柱も梁も古材だ。
娘の桃は木を拾ってきて洗えといわれて嫌だったそうだが、
家が完成した時、古材や廃材がいたるところに使われているのを見て、
嫌だった気持ちが消えたと語る。




妻満里子も夫イサムと同じ考えだ。
竹と流木と和紙がペンダントライトに・・手作りの椅子もみな形が違う。
拾ってきた民具はオブジェとして飾られている。
家の中・1Fは2人のギャラリーになっている。
洗面所、シャワールーム、トイレと石と木が使われている。
洗面台は石うすでおしゃれな感じだ。シャワー室の窓は拾ってきた
ガラスがステンドグラスのように使われている。
トイレの壁に流木、襖の取っ手は竹、カーテンレールもリングも竹だ。
寝室となっている2階の襖には、廃材と手紙が襖紙として使われている。
イサム「素足で石の上を立つと、衰えてゆく感性に刺激が与えられる、
    光りの明と暗、暗さを楽しむ」




夕方になると友人達が料理を持ち寄り、集まってくる。
そこにはピアノの音が流れる・・・「幸せやなぁ」
土があって、石があって、木があって、紙があって・・・・
人も素材も他人も楽しむ・・・



松尾貴史「戒めのために、請求書を貼る」
ユンソナ「全て、アートみたい、センスがあるから」




京都古材市場・・・・・古き良き古材の魅力
             古材はビンテージウッドと呼ばれる。
             ここでは、大黒柱 55000〜200000円
                   1本   25000〜100000円
             古くなると乾燥して強度が増す



石積の家
敷地面積・・・・・・274  (83坪) 
建築面積・・・・・・254.1(77坪) 



本当に凄く素敵な家だった。
アートギャラリーとなっている1Fには暖炉もあって
大きな木のテーブルも長椅子も、皆形の違う椅子が沢山あって、
モダンでクールな家具のある家も素敵だけど、こんな自然の素材が
使われている家を見ると、自分の中にある連綿と受け継がれた
もの=感覚や感情を呼び起こされるような気がする。
ただ坐骨神経痛になってまではできないなあ・・・
だってもうすでに座骨神経痛に罹ったことがあるもん。

設定テーマ

関連テーマ 一覧

月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文