ドラマ「恋する日本語」 #2

「いい男の条件    婚活に効く言葉とは?」



ゲスト・・・・佐藤江梨子

「日本語は人が恋するために生まれた言語である」
”ことのは”・・・古言葉屋のマダムが語っている。

・・・美しい日本語を身につければ、きっと理想の男性に
   めぐり合えるはず・・・・



1人の女性が怒って道を歩いている。
歩いてきた方を振り返り、「もうっ」と身に着けていた
アクセサリーを外す。そしてふと看板に気づく。
「恋する日本語あります」



店ではマダムが虫眼鏡で自分の手相を見ている。
「来る」

店に入って来た女性「こんにちは」
するとマダムは彼女に言う。
「男とケンカしてきたところでしょう?」
「どうしてわかるんですか? 占い師?」
「あなたの背後に悪い男の霊がウジャウジャと・・・」


マダムは、彼女がアクセサリーを1つも身につけていない事から
推測したと話す。
「探偵みたい」
「女を何年やってると思ってるの?」
「えー40年・・・」
「答えなくてよろしい」


彼女は話し出す。
・・・デートしてたら女が来て・・・同じアクセサリーをつけてた・・
「二股掛けられてたのね」
自分が本命であっちが・・という彼女に、
「じゃあ、なんであなたを追いかけて来ないの?」


彼女は自分の付き合ってきた男達の事を言い出す。
「前は・・・嘘つきで、その前は居候男・・」
「ダメンズ」じゃないかとマダム。
どうしてそんな男にばかり?
「この人が運命の人だって思ってしまうんです」
マダムはそんな彼女に「これ」と本を開いて渡す。



●喃喃(なんなん)・・・・・・べちゃくちゃ喋る様子。
                転じて男女が打ち解けて小声で語り合う様。


彼女「・・・単なる偶然も運命と結びつけちゃう。
   結局、彼もダメンズ。」
前に付き合っていた男と出会った頃の雑誌の占いに、
射手座は甘い囁きに注意と書いてあったと。

★八卦・・・・・占いのこと

彼女はクラブで知り合うことが多いと出会いを話す。
マダムはどうして?と聞く。
「クラブはホステスやママがいるクラブではなくて、
踊るクラブのことです」
「だから・・あなたいくつ?」
すると彼女は立ち上がってマダムの耳元で囁く。
「婚活中の29歳」


クラブで知り合って付き合うことが多い。
「はじめはいい人だったんです」
「私に言わせれば初めだけいい人ね」

「君が一番だよって言われると・・・」
「痘痕も笑窪ね」


★痘痕も笑窪・・・・・欠点も長所に見える


彼女「時間と女、金にもルーズな奴が多い」
マダム「恋とは哀れな種一つ」・・・根本は同じ。
男に金を渡すため、彼女は仕事終わりや土日にアルバイトを
していたという。
そんな彼女に本の頁を示すマダム。


●気宇(きう)・・・・・・心の広さ


デートに1時間も遅れそうになった女性に、彼からメールが届く。
”只今キャンペーン期間中!
1時間まで無料で待ちます。
遅刻するなら是非この機会に”

彼女は「こんな心の広い人がいい」という。
するとマダムが「あなたにピッタリの作品を作ったの」と見せる。
なんと彼女が画面で・・・
「え、どうして?・・」
「魔法よ」
「魔女?」


■雄雄しい・・・・・男らしい、勇ましい
 男伊達・・・・・・・男の面目を立てたり、意地や見栄を張ること
 伊達男・・・・・・・見かけも行動も派手な男
           洒落た身なりの男
 松木腕・・・・・・・松の木のように腕が逞しい


マダムの思い出話:
アラン・ドロン似の男性と知り合い、瞬く間に恋に落ちた。
私の部屋に・・・毎日愛を囁いてくれた。
結婚したいと思ったが、彼は愛しているが結婚できないという。
ある朝、彼の姿はなかった。
「アラーン  ドローン」


「寒ーい、寒い。寒すぎる・・・それって駄洒落じゃないですかぁ」
マダム「そんなに引くことないじゃないの。
     いいじゃない、駄洒落の1つや2つくらい。
     後で知ったけど、彼は結婚してたの」
彼女「・・居候男で嘘つき男・・ダメンズじゃないですか。
   万国共通ですね、ダメンズって。
   私も”僕には彼女がいない”って言うんで
   年下の男性と付き合ったら、彼には奥さんがいたんです。
   ”僕には奥さんはいるけど、彼女はいない。
    嘘は吐いていない”って・・・」



マダムは彼女に、「あなたは連れて歩くには最高じゃない。
           彼氏は途切れたことはないタイプね」
彼女はそれを認め、
「真剣に尽くすに割りには、どうも回転が早くて・・・」
友達も季節ごとに彼氏が変るわねって言うのだと。


マダムが彼女の前に、お茶とお菓子を置く。
「はい、どうぞ」
玉響をイメージして作ったお菓子だと話す。


●玉響(たまゆら)・・・・・・・ほんの少しの間
                
たまゆらとは・・・玉が揺らぎ触れ合う音が微かなことから
          ほんの少しの間という意味を現す


『たまゆらに昨日の夕、見しものを
今日の朝に恋ふべものか』    万葉集:作者不詳


「たまゆらは、人目惚れの初恋に歌い上げられたこの歌に
使われる言葉」

そこにアキラがドアから顔を出して覗き、入って来る。
アキラ「こんにちは!
    おや? 今日は人生相談か何かですか?」
マダム「結婚の相談をちょっと」
アキラ「ふーん、(彼女を見て)
    あぁ、30歳までに結婚したくて、焦って続かなくて
    負のスパイラルに嵌っている・・・パターンですね」
それを聞いて彼女が咎める。
アキラ「・・・恋の処方箋をお持ちしました」
彼女「恋の処方箋?」
アキラ「この店では恋のお悩みに美しい・・・・」



アキラが葉書を読み出す。
「こんにちは・・・こんにちは!」
「あなたじゃないでしょ」
「はい」

5年間付き合ってきた彼にプロポーズされた云々という文面。
これでいいのでしょうか・・・
彼女「贅沢な悩み」

封筒から処方箋を出すアキラ。
「今日、先生は素晴らしい言葉をしたためてくださいました」
「今回は大丈夫なんでしょうね?」
マダムがその処方箋を見ると・・・
【2人歩いた軌跡  それは奇跡】

「ぴったりじゃない・・・」
「しかも今日は、軌跡と奇跡・・・ヒネリがきいてますからね。
さすが先生、持ってるー」

だが彼女は・・・「持ってるって・・・グリーンの奇跡のパクリでしょ」

アキラ「えっ?
    いや~、うーん。
    微妙に・・・あれじゃないですか。
    パクリじゃなくて、オマージュを捧げているというか、
    僕たちの周りには素敵な言葉が沢山あるってことですよ。
    ・・・お邪魔しました」
首を傾げながらドアに向かったアキラはまたしても転んだ模様。   


「あの人は?」と聞く彼女にマダムが答える。
「作家見習いっていうか・・・」

どこの国の男性だったら・・と彼女が言い出す。
マダム「イタリアではナンパ塾があるらしい・・・・
     塾長がお手本を見せてくれるらしい。
     イギリスでは・・・”トール” ”ダーク” ”ハンサム”
     背が高くて、髪の色や肌の色が濃く、ハンサムな男性が
     理想とされている。
     アルゼンチンの男性は、積極的でくどき上手。
     母親も1人の女性として扱う。」
等とマダムが外国の男性について教える。


彼女(手を上げて)「私、今からアルゼンチンへ行ってきます」
そんな彼女を止めるマダム。
「・・・大切なのはあなたが変ることが大事・・・」
マダムの話を聞き、彼女は言う。
「長く付き合って、結婚できる人と結婚します」
マダム「季節ごとに変るドラマから大河ドラマにね」



●相生(あいおい)・・・・・夫婦が一緒に長生きすること
               1つの根から幹が2つに分かれて
               生えること


★相生の松・・・・兵庫県高砂神社には、黒松と赤松が一緒に
          生えている。縁結びの神社とされている。
相生結び・・・・・・・のし袋  
           人参と大根が一緒に結ばれているもの


彼女「2人の一生分・・・
    結婚って一生、一緒に生きてゆくことなんですね。
    (と、何かを紙に書く)
    今の私はこれですけど」

マダムに見せたその紙に書かれていたのは・・・
「愛追い」
マダム「新しい恋する日本語ね」
「ところで、ここって何屋さん?
占い? 探偵? 人生相談所?」
マダムは笑いながら、彼女にここで今日あなたが知ったのは?
と尋ねる。


「喃喃、気宇、玉響、相生・・」
「失ったアクセサリーの代わりに、
それらの言葉を身につければ素敵な男性と・・・
今度は素敵な旦那様といらっしゃい」
「はい」
彼女は出て行く。



佐藤江梨子さんは読書家だと何かで読んだことがある。
彼女にぴったりのドラマだったかも。
しかし段々とマダムが魔女化してきたような。
しかも駄洒落は言うし。マダムって結構今の流行とか
知ってないみたいで、そこが可愛らしかったりする。


しかし大原小也先生はダメですな。
パクってばっかりじゃないのさ。
それに気づかないアキラとマダムは天然ですか。
アキラなんて女性に失礼なこと言っておいてさ。
毎度毎度コケてるみたいだし。
出番は短いのにインパクトあるね。


玉響も相生も本当にいい言葉だと思う。
メールが多いけど、たまに手紙を書きたいなと思うことがある。
漢字って面白いし、あー上手くできていると感心する。
私の国語辞典は兄のお下がりだった。
ボロボロになっても修理して使っていた。
手に馴染んで使い心地がよかったけど、ついにバラバラに
なってしまい、新しい辞典を買った。
だけどバラバラになった辞典は捨てられず、大切に取ってある。


日本は言霊に国だというけど、強ち嘘じゃないかもしれない。
言葉は出たらもう戻らない。だから大切にと中学時代の先生に
教わった。不用意な言葉や棘のある言葉を出す前に、
よく考えてから・・とも。
その言葉が守れていればいいけど、つい、無造作に言葉を
使ってしまう。心しなければとこの番組を観て改めて思った。           

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